2015年11月29日日曜日

11/28 Out of sight

この日は妻が図書館で借りてきた映画。若き日のジョージクルーニーとジェニファーロペスのギャングもの映画。

 逃亡犯に連邦検事が心惹かれてしまうという、まあありがちな設定ですが、美男美女が演じているだけでも様になります。”バディ”を演じる Ving Rhames もいい感じです。

映画自体はそれなりの面白かったのですが、古い映画だからか、どうも話が過去と現在を行ったり来たりしている所で、いつの時点の話をしているのかがわかりづらかった。ジョージクルーニーが脱獄するのはいいのですが、バディと一緒に刑務所に入っていた時代のシーンも混ざるのでややこしかった。

ラストがいまいちか。もう少しひねりがほしかった。

2015年11月22日日曜日

11/21 Fight club

この日の映画には久しぶりにやられました。最初の1時間ほどが退屈で、デヴィッドフィッチャーの世界観にはまるのに時間がかかります。そのせいで、たいきくんも妻も退屈だと言って最後まで見ませんでした。ただ、ラスト1時間のストーリー展開が全く予想外で、はまりました。

本当によく考えられていた脚本で、確かにラストの結果と矛盾しないように綿密に作りこまれている所がすごい。 主人公の名前があかされていないことに最後まで気づきませんでした。

ブラピとエドワートノートンのやりとりもすごいですが、マーラ演じるヘレナボームカータが印象に残りました。どこかで見たと思ったら英国王のスピーチで王女を演じていた彼女だったんですね。

21世紀に起きるであろうことを予言したというか、世の中の根底にくすぶっていたものを見事についた名作。

2015年11月21日土曜日

11/8 Boyhood (邦題:6歳の僕が大人になるまで)

この日はなんと12年もかけてとったという記録的映画。撮影当初6歳の主人公が18歳になって家を出ていくまでを描いた映画。

 なんといっても、主人公と主人公の姉、母、父の4人の俳優が12年の間にどんどん年を取って変化していく様を一度に映画に見るというとんでもない体験をさせてもらえる。観終わった後に、最初の小さかった男の子を見ると親になったような気分になる。

 父と母は離婚しているので、基本的には母と姉との3人暮らしなのだけど、お母さんが結婚と離婚を繰り返すので、かなり波乱万丈の人生を送る。ただ、映画自体は淡々とした感じなのでたいきくんにはつまらなかったようだ。映画が3時間もある事もあって、半分で終了。のこりは一人で見た。

面白い映画ではないけれど、最後まで見ると本当に不思議な気持ちになる。大学生になったこともが家を出ていくときに、母親が泣く。アメリカ映画ではお約束のシーンだけど、そこにこもるリアリティーと感慨が俳優も見ている方もぜんぜん違うから印象に残るシーンだった。

2015年11月15日日曜日

11/7 The family (仏・邦題 Malavita)

この日はリュックベッソンのギャング映画。監督・脚本がリュックベッソンなので、小難しかったりしたらいやだと思っていたのですが、あくまで軽いのりのコメディー映画でした。
なにしろ家族全員の切れっぷりがすごい。父親はマフィアのボスだからとしても、母親もスーパーを爆破したり、娘と息子もきれきれです。

やはりGleeで一躍有名になったディアナ・アグロンが素敵です。ラケット振り回してまとわりつく男をのしてしまう場面もいいですが、ラストの白いドレスで倒れこむシーンが素敵です。

トミーリージョーンズが苦虫をかみつぶしたような顔をするためだけに出てきてます。こういう役が似合いますね。

2015年11月5日木曜日

11/3 Snitch (オーバードライブ)

この日は実話に基づいているというドウェイン ジョンソンの麻薬ギャングものの映画。

自分の前妻の子供が友達にはめられて麻薬の密売人に仕立て上げられてしまい、彼を助けるために麻薬組織に潜入捜査するという話。

ジョンソンは普通の会社経営者を演じていて、決して優れた格闘術で戦うわけではないのですが、深刻化する状況になんとか立ち向かっていきます。

ハラハラドキドキのなかなかいい映画でした。ただ、最初にはめられた子供は本当にかわいそう。密告者を減刑するための法律で、関係ない人間まで密売人にされてしまったらダメなんじゃないでしょうか。

もとは"Frontline"のドキュメンタリーだったとか。実話との違いが気になります。