2014年12月24日水曜日

12/21 Gravity

この日はサンドラブロックの宇宙もの。デブリによって被害を受けたスペースシャトルからのサバイバルを描いたスリル満載の映画。

宇宙では音が伝わらない。だから高速で飛来するデブリにすぐ近くのISSが破壊されていても何の破壊音もなく崩れていく。あのシーンがとても怖くて、印象的でした。

こういう映画はたいきくんは苦手なようで、早くいけとか、早く逃げろとかとにかく叫んでいた。

ジョージ・クルーニーの役はずるい。誰がやっても格好よく決まるのだろうけど、ジョージ・クルーニーだからバシッと決まってます。

吹き替えで見たからわからなかったけどNASAの管制官の声はエド・ハリスがやっていたとか。アポロ13以来ですね。

2014年12月22日月曜日

12/20 The secret life of Walter Mitty

この日はベン・スティーラーのヒューマン映画。

白昼夢の妄想癖のある主人公が写真のフィルムをもとめて旅をする話なのだけど、白昼夢も実際の旅行のシーンも素晴らしく美しい。前半のLIFE誌の表紙をバックにした固定カメラのシーンも印象的だし、後半のアイスランドで撮影したシーンも息をのむ美しさです。「Oblivion」の美しいシーンといい、最近アイスランドが人気なのでしょうか。どこも見たことの無い美しさで素晴らしいです。

 ストーリーも素晴らしい映画なのですが、主人公の吹き替えをテレビ芸人が務めているのは本当に残念。周りのプロの声優さんから明らかに浮いているし、なぜベン・スティーラーが大阪弁でしゃべるんでしょうか。吹き替えの声優は字幕についていけない子供が楽しめるための重要な仕事なのに残念です。

2014年12月16日火曜日

12/13 Maleficent

この日は久しぶりに新作映画。ディズニーが眠れる森の美女の悪い魔法使い「マレフィセント」を描いたファンタジー。

個人的には「Super8」でみたエル・ファニングがオーロラ姫ででているので見たかった映画でした。しかし、さすがアンジェリーナジョリーのマレフィセントは迫力いっぱいでした。

物語の鍵を握るのは権力欲に支配されるステファンなんですが、これをSharlto Copley が演じている。「特攻野郎ーー」といい、「第8地区」といい怪しい役の多い俳優ですが、本作もいやらしい感じでばっちりです。

お金のかかっていそうな映画なのに、ストーリーは案外単純だった。特に、ラストがあっけない。もう少しひねってもよかったような。「眠れる森の美女」とは視点が違うとはいえ、少し引っ張られすぎているような印象。

幼いオーロラ姫をアンジェリーナの娘ヴィヴィアン・ジョリー=ピットが演じている。怖いマレフィセントの格好をしていると他の子供では逃げてしまったとか。崖に落ちそうになっているシーンではお父さんのブラピに向かって走って行っているそうです。

2014年12月2日火曜日

11/30 クラバート

今日は妻が借りてきたドイツのファンタジー系の映画。

どうもペストが流行した中世のヨーロッパが舞台の映画で、知らないうちに黒魔術師の弟子になった少年の話でした。

もとが小説だと思うのですが、そういう映画にありがちな、展開のちぐはぐな映画であまり面白くなかった。

2014年11月27日木曜日

11/24 もののけ姫

今日はジブリの有名作品の中でもまだたいきくんたちに見せていなかった本作。途中の、腕や首がとんでしまう暴力表現がきになってたいきくんにみせるのをためらっていました。「Kick ass」なんかでそういうのにも耐性ができた来たんじゃないかと思ってみました。

久しぶりに見てもやはりいい映画だと思いました。なんだか公開当時は環境保護の事などが叫ばれていたように思うのですが、木を伐り山を削るのも人間の業で、安易にどちらかに傾けばいいというものでもないと描かれているように思います。たたら場での生活と森での生活の間で葛藤するアシタカに人間の性と苦悩があるように思います。アシタカとモロの君とのやりとりが印象的。

見始めたのがいつもより遅かったせいで、10時近くまでかかってしまった。しかし、ひろとくんは最後までおめめぱっちりで見ていた。動物(?)がたくさん出てきたのがよかったか。たいきくんも好きになってくれたようだ。

エボシ御前を田中裕子氏が演じている。これは後で知ると意外な組み合わせだが、非常によかった。 アシタカに思いを寄せるカヤとサンを石田ゆり子氏が声を当てている、全く気付かなかったが、なぜ同じ人?

2014年11月24日月曜日

11/23 バックマン家の人々(原題:Parenthood)

この日はスティーブ・マーティンのコメディー映画。ファミリーものという事で、かなりおバカな映画を想像していたのですが、結構シリアスにそれぞれの家族の抱える悩みとその苦しみを描いています。

出てくる俳優が豪華。Back to the future 3でドクの恋人役を務めたMary Steenburgen にKeanu Reeves やゴーストバスターズのRick Moranis もでてます。

個人的にはやはりMary Steenburgen のなんともいえないミセスの魅力が好きです。美しく年を取るという事を体現しているような人ではないでしょうか。

2014年11月18日火曜日

11/16 グレッグのダメ日記

この日はいわゆる学園物の映画。妻が図書館から借りてきたもの。

アメリカの中学生が学校の中の“ヒエラルキー”のなかで悪戦苦闘する様子が描かれているのだが、ところどころアメリカンギャグのようなところがあっていまいち面白さがわからないところもあった。だいたいこの主人公は本当に自分勝手なので、あまり感情移入してみることはできないだろう。ただ、日本では劇場公開されなかったものの、アメリカでは3作目まで作られているとか。

唯一よかったのはキック・アスのクロエ・モレッツが出ていること。やはりかわいいです。よく調べるとキック・アスと同年の公開。

2014年11月17日月曜日

11/15 シェルブールの雨傘

この日は言わずと知れた名作。昔、フランス語の授業で見たような記憶があるのですが、改めてみてもいい映画です。しかし、忘れていたのはこの映画はミュージカルのように歌いながら進むという事。そういうわけで、日本語吹き替えが無くてたいきくんは少し大変なようでした。しかも、実際の映画撮影も吹き替えで行っていて、演じている人と歌っている人が全く別人です。

なんどみてもシェルブール駅での二人の別離のシーンは美しい。そして、ラストの雪と厳しい寒さの中の二人もまた別の美しさがあるように思いました。

久しぶりに見て気づいたのはギイの妻になるマドレーヌがかなりの美人だという事。ひとによってはこちらの方が好みなのではないだろうか。

2014年11月16日日曜日

11/9 ジャックと天空の巨人

この日は有名な童話「ジャックと豆の木」を題材にしたファンタジー。天空の巨人がなんだか「進撃の巨人」にでてくる巨人のように人間を食べるために下界に降りようとしている話。

 巨人のSFが少し雑に感じた。そんなに古い映画でもないのに。主人公の俳優もどうもいまいちな感じで、なんだかこちらの演技も雑なように感じた。

 童話にでてきて巨人を眠らせる竪琴も一瞬だけ登場します。何かに使うのかと思いきや、結局魔法の王冠がすべてみたいな話でした。最後はせめて国づくりにでも使役するのに使えばいいのにと思った。

2014年11月8日土曜日

11/3 REPLACEMENTS

この日は妻が図書館から借りてきた過去の名作。名作というほど有名ではないかもしれないけれど、キアヌリーブスのスポーツ映画。

長いあいだヒロインの女優はサンドラ・ブロックだとおもってました。Brooke Langtonというかたで、何となく似ているんじゃないかと思えます。

いろいろ小ネタは面白いのだけれど、映画自体はあまり面白くない。脚本が悪い?

2014年10月29日水曜日

10/19 幸せの教室(原題: Larry Crowne)

この日は珍しくラブ・コメディ。トム・ハンクスが大学を出ていないことで職を失った中年男でとジュリア・ロバーツが先生をやっている講座の生徒になるという話。

なんだかこの二人を出せばそれなりに客は来るだろうというようなキャスティングで、確かにそれ以上のものはなかった。トム・ハンクスが監督をやっていて脚本と製作も一部やっているそうだ。

細かい小ネタはそれなりに面白い。経済学を教えているジョージ・タケイの演技が面白かった。

2014年10月19日日曜日

10/18 LORD OF WAR

この日はたいきくんのセレクションでニコラスケイジの戦争物映画。

たぶん、たいきくんはわかりやすいアクション映画だと思ったのだろうけど、じつはかなり政治的なノンフィクションに近い映画だった。

どうも実在の武器商人Viktor Boutを参考にしているらしい。ソ連の崩壊にアフリカでの民族紛争、虐殺、アメリカなどの常任理事国による武器輸出などがでてきてためになる映画だった。

ラストがまた憎い。武器商人をいくら捕まえたところで背後にある国家をなんともしないとどうしようもないというのはやはり理屈だけど、目の前で人が殺されるのを知っていて武器が売れるだろうか。 

2014年10月16日木曜日

10/12 RED2

この日はブルースウィリスのアクションシリーズの第2作。前回のメンバーに加えて、イ・ビョンホンとキャサリン・セタ・ジョーンズにくわえてアンソニー・ホプキンスがマッドサイエンティスト役で出ています。

なんといってもアンソニー・ホプキンスが秀逸です。ハンニバルのレスター博士を彷彿とさせます。

ただ、まあ、全体的には前回の方がいろいろ真新しくて面白かった気がしました。3は無いんじゃないかという気がします。

2014年10月7日火曜日

10/4 Oblivion

この日はトム・クルーズのSF物映画。人類と宇宙から来たエイリアンが戦争をした結果、人類は土星のタイタンに移住せざるを得なくなって、その為の地球からの資源輸送を警備している男の話。

話が進むとともに、いろいろややこしくなってくるところがこの映画のみそなのだが、残念ながらたいきくんは全然ついてこれなかったようだ。

あの「トロン・レガシー」の監督らしく、どこまでも幻想的で美しいセットが印象的。特に、冒頭に現れる主人公たちが住むスカイタワーがすごい。上空3000mの高さにあるガラスとコンクリートの人工的建造物に住んでいるのだけれど、極めて機能的にできていて本当に住めるようになっているとか。すてきなプールまであります。圧巻は空の景色との合成で、実際に3000mの高さで撮った映像をセットの周りを囲ったスクリーンに映して撮ったそうです。
グリーンスクリーンで合成するとガラスや金属、水面での反射がうまくいかないのだけれど、周りのスクリーンで描写しているからそんな心配無用という事。セットの中から撮っているカットが本当に素敵です。

そしてアイスランドで撮影したという幻想的な風景も素晴らしいです。まったく地球とは別の世界の景色のようだ。

「007 慰めの報酬」でボンドガールを演じたオルガ・キュレンコがヒロインですが、主人公にかなわぬ思いを寄せていたヴィクトリアを演じるアンドレア・ライズボローがどこかはかない感じがしてよかったです。実際、彼女の思いはこういう形で果たされているわけで、そう考えるととても複雑な気がします。

2014年10月6日月曜日

9/28 Extremely Loud and Incredibly Close

この日は911で父親を亡くした家族を描いた映画。父親の遺品の中からでてきた鍵にあう鍵穴を探すためにいろんな人を訪れる少年を描いている。

話が進むとともに、あの瞬間から主人公である子供が抱えていた大きな心の苦しみが徐々に明かされていく様が描かれていくのだけど、それが本当につらい。最終的には鍵の秘密はとかれるのだけれど、それは実は話の傍線で、この少年の心に秘められたつらい思い出の方がこの物語の鍵になっている。

脚本が非常によくできた映画だった。しかし、なにより、こういうシリアスな映画にちゃんとむきあえるようになったたいきくんの成長がうれしい。

主人公を演じた子供は演技の経験もなくて、これが初映画だとか。クイズ番組に素人回答者として出ていたところをスカウトされたとか。トム・ハンクスとサンドラ・ブロックという大物を脇役に追いやって立派に主演しているさまが見事。子役の演技指導に詳しい人がつきっきりだったようだがこういうサポート体制がしっかりしているのもハリウッドならではか。

2014年10月5日日曜日

9/27 X-MEN ZERO WOLVERIN

この日は久しぶりにアメコミもの。X-MENシリーズの主人公的役割を果たしたウルヴァリンの誕生秘話。

 まあまあ楽しめたのだけど、彼の誕生秘話にしてはなんともひねりのない話だなーと思いました。この話によるとウルヴァリンは大人になってから全然年を取らないようです。うらやましい。

 本作もいろんな能力を持つミュータントがでるのですが、LOSTのドミニク・モナハンの電気を扱う能力が日本のライトノベルのようでした。

お兄さんのビクターはX-MENの三部作では全く現れませんでしたが、どうしてるのでしょうか。

2014年10月3日金曜日

9/23 となりのトトロ


祝日のこの日は特に何も借りてなかったので、家にあった隣のトトロを見た。なんどみても不思議に引き込まれる映画。やはり絵がいいのかなー。

しかし、実はこの映画のおとうさんの声が気になっていました。どこか浮いているような気がして。調べてみるとこの映画のキャッチコピーを作って糸井重里氏が声優でした。最初はイッセー尾形氏が担当する予定だったとか。やはりプロの声優の方が良かったように思いました。

2014年9月29日月曜日

9/21 Untouchables

この日は古典的名作。知らなかったのですが、ケビン・コスナ―の出世作となった映画。ほかにもショーンコネリーにロバートデニーロ、アンディ・ガルシアと大物ぞろいです。

実際のエリオットネスはこんな感じではなかったようですが、まあ映画なので面白く作ってくれればいいでしょう。もともとはTVシリーズがあったという事なので、それを大分気にして製作したようでした。

久しぶりに聞いたのですが、やはりBGMがいい。オープニングのが印象的。


冒頭の、何の罪のない少女が爆弾でふっとばされてしまうシーンが衝撃的。いまだとこういうシーンを作るのはためらってしまうのではないだろうか。

アルカポネの部屋の内装がすごい。これぞマフィアのボスの部屋。

2014年9月28日日曜日

9/20 るろうに剣心

この日は昔よく見た漫画を映画化した本作。

何度も映画化の話が出たけれど主演の剣心を演じる役者がなかなか見つからなかったとか。
戦いが嫌いな仮面ライダーを演じていた佐藤健が剣心を演じていて、まあまあ良かったように思いました。ただ、漫画では剣心が昔の抜刀斎に戻る時の違いが明白に描かれていたのですが、映画だとせいぜい言葉付きが変わるぐらいの変化だったので、そこがわかりづらかった。メイクとかで何とかならなかったんだろうか。

こういう漫画実写ものの映画は元の漫画のストーリーをおうだけになってしまって、映画としては面白くないものが多いのですが、本作は脚本が良くできていたように思いました。

ただ、やはり久しぶりに見ると邦画はなんだか安っぽいように見えてしまう。

2014年9月22日月曜日

9/15 The Help

先々日の「42」につづき黒人への人種差別を取り扱った作品。舞台は黒人への差別が激しかったミシシッピ州ジャクソン。映画に出てくる白人家庭はどれも立派な豪邸に住んでいて、奥様達は家事をすべて黒人のメイドに任せて好き勝手に遊んでいます。その奥様達が伝染病予防のために黒人メイドのトイレは別に作ることを義務化する運動を始めたことによる反発とそれを本にしようとする騒動を描いています。

原作の小説があって、監督も原作者と昔からの知り合いだとのこと。監督も母子家庭であったために、子育ては黒人メイドにしてもらっていたとか。

黒人メイドたちの中でまとめ役を演じるオクタヴィア・スペンサーが秀逸。彼女も原作者と監督と昔からの知り合いだとか。実はいろんな映画に端役で出ているのですが、主要キャストは少ないようです。

なかなか難しいテーマだと思うのですが、暗くもシリアスにもなりすぎずに面白く描かれています。日本人には想像しがたい事ですが、人種隔離が当たり前だったころには当たり前だったのでしょうか。

2014年9月20日土曜日

9/14 Blade runner

この日はSFの名作といわれた1982年公開の映画。今まで見る機会がなかったのですが、確かにこれは名作だ。

ハリウッドではロボットが好意的に描かれることはあまりなくて、本作でも人間の敵なのだけれど、嘘の記憶を植え付けられて人間だと思い込まされ、短い寿命をすごく彼らにはただの悪役とは違う描かれ方をしている。ロボットなのに人間と思い込まされてしまっているなんて、ひどい仕打ちだ。

 少し古い映画特有の緊張感が張りつめた映画で、たいきくんはずっとこわがっていた。確かに怖いというか、恐ろしい映画だった。ずーっと暗くて、雨が降っていて、なぜか日本の演歌歌手のようなひとがでている不気味なバルーンが飛んでいて、いまみても芸術的で吹っ飛んだ映画だった。

たまたまだけど、前日に見た「42」とおなじハリソンフォードが出ている映画だった。あまりに若いので別人にしかみえませんが。

1枚のBDに3バージョンの映画が記録されている非常に変わった構成。もっとも初期のものをみたのだけれど、監督は実は主人公自身がレプリカントだというアイディアを気に入っていたようで、ディレクターズカットではそうなっているのだとか。

2014年9月18日木曜日

9/13 42 〜世界を変えた男〜

 
この日は初の黒人メジャーリーガーといわれるJackie Robinson についての映画。

野球ファンからは非常に尊敬されていて、彼の背番号「42」がメジャーの全球団で永久欠番となっている事なんかも聞いていたので楽しみにしていた映画。たしかタイガーウッズも「すべては彼から始まった」といっていたような。

映画自体は残念ながら、史実ものにありがちな淡々と小説に沿って映画を作っている感じの映画になってしまって、あまり面白くなかった。差別に負けずに頑張った選手というのはよくわかったのだけれど。おそらく、彼にまつわる有名なエピソードをできるだけ入れようとしたのだろうけど、映画としてはあまり楽しめなかった。

ブルックリン・ドジャースのオーナーをハリソン・フォードが演じているのだけれどなんだか違和感があった。しかし、当時のドジャースはブルックリンにあったのですね。ヤンキースにメッツにと球団が多いからロサンゼルスに移ったのはよかったんでしょうね。

ちなみに本当に最初の選手としては1884年に「モーゼス・フリート・ウォーカー」 という選手がいるそうですが、MLBが近代化する前だったためにあまり認識されていないそうです。それから第2次世界大戦がおわった後の1947年までかかったわけですから大変です。

2014年9月14日日曜日

8/31 The Longest Yard

この日はアダムサンドラ―がリメイクしたアメフト映画。オリジナルのが見たかったのですが、古くて吹き替えが無かったのでこちら。

前作で主人公を演じた俳優がコーチ役としてでていたそうです。確かに脇役に使うにしてはいい男だと思いました。死刑囚役で出てくるプロレスラーがすごい。ボブサップもかすみます

看守の長役でウィリアム・フィクナーがでてます。「ダークナイト」以来、脇役だけど気になる俳優です。

泥まみれになって練習するシーンがいい。本当に楽しそうだ。

ただ、悪事を犯した囚人をヒーローにしていいものなんだろうか。なんだか観終わったとは微妙でした。

2014年8月28日木曜日

8/24 Amazing spiderman

トビー・マグワイヤの3部作の後のスパイダーマン作品。こういうのをリブートというそうな。今度はアンドリュー・ガーフィールドとエマ・ストーンの組み合わせです。

見るものに困った時のアメコミ映画なのだけど、まあまあ楽しめた。途中でスパイダーマンが飛び回るシーンがあるのだけれど、多分このあたりは映画館で3Dでみないと面白さが伝わらないシーンなのかと思った。普通に見てもそれなりに面白いですが。

チョイ役なのだけれど眼鏡をつけてポスターなんかを作っていた女の子が可愛い。こっちがヒロインだったらよかったのに。なんでも主人公に思いを寄せる女性だとか。

2014年8月18日月曜日

8/17 The Hurt Locker

今日はシリアルな感じの映画。イラク戦争の爆弾処理班を描いて女性初のアカデミー監督賞受賞者となったキャサリン・ピグローの作品。たしか、主演のジェレミー・レナーの出世作でもあるんじゃないかと思います。
内容は淡々とイラクでの厳しい任務を描いたものになっていて。話的にはいまいち盛り上がりのない作品だった。ただ、緊迫したシーンが続くのでみているほうははらはらどきどきしっぱなしという感じだった。実際の兵士たちも安らいだ時間を過ごすことはあまりないのだろうけど、本作はその緊張感が非常に伝わる映画になっていると思った。

みていて非常につらいシーンもありますが、たいきくんは真剣な表情で見ていた。こういうところに成長を感じるのが何よりもうれしい。何か残るといいのだけれど。

英国王のスピーチやアイアンマン3にでていたガイピアースがチョイ役(?)ででていた。すぐに死んでしまうから可愛そうだ。主人公の奥さんを演じる女性に見覚えがあるなとおもったら「ロスト」でケイトを演じているエヴァンジェリン・リリーだった。

2014年8月16日土曜日

8/16 Alice in Wonderland

今日はティムバートンとジョニーデップの定番ファンタジー。アリスの話は原本を読んだこともありませんが、まあまあ楽しめました。

たいきくんはいつもどおりちょっと怖いシーンで耳をふさいで隠れていたけど、ひろとくんは眠そうに見ていたのにラストのドラゴンで一気に目が覚めたのか最後まで見ていました。

この監督の作品にはジョニーデップだけではなくて赤の女王を演じるHelena Bonham Carterもよく出ているそうなのですが、この二人は事実婚の夫婦だとか。Les Miserable のテナルディエ夫人役といい、英国王のスピーチのジョージ6世の王妃役といい、こういう役には向いている感じなんですね。

最後にThe Mad Hatter が踊る"Futterwacken"をダンサーのDavid Bernel というひとが踊っているのですが、このダンスがすごい。ジョニーデップが踊るのを嫌がるからYoutubeで話題になっていたダンサーを登場させたとか。いかにもハリウッドな感じの製作が素敵です。

2014年8月15日金曜日

8/10 Source Code (邦題:ミッション:8ミニッツ)

今日はサスペンス映画。最初からなかなかミステリアスな展開で、観ている人にはなかなか話の全容が見えてこないのですが、観終わってみるとよくできたストーリーだなと思いました。

主人公はジェイク・ジレンホールという役者さんですが、ヒロインのミシェル・モナハンとヴェラ・ファーミガの二人がとても素敵でした。実質、この3人で進む劇のように見えます。

観終わった後に調べて分かったのですが、監督がディビット・ボーイの息子ダンカン・ジョーンズで彼の2作目としても有名だそうです。

ラストはちょっとむりやりハッピーな感じですが、これはこれでいいのかもしれません。

これに限らず量子力学が曲解されているような気がしますが、あまり目くじらを立ててもしょうがないのかも。

2014年8月6日水曜日

8/3 Frozen

この日は今年大ヒットしたディズニーのミュージカル映画。もはや社会現象となったといっていい映画で、ここまで作中の歌がヒットするというのは珍しいように思います。

たいきくんもたのしみにしていた映画で、歌が多いのがいいのか、ひろとくんが初めて最後まで寝ずに見ていた映画になりました。

なんどみてもエルサが氷の城を作り出すシーンはとても素敵です。とちゅう、長い階段から現れるシーンも。

話はさすがにディズニーという感じで、程よくまとまっていますが、最後が少しあっけないように思いました。

Wikiによるとラプンツェルとフリン・ライダーがカメオ出演しているそうです。確かに序盤にででているようです。後姿なのによく気付いた人がいるものです。


ところで、この話の原案はアンデルセンの「雪の女王」だそうですが、しらべているうちに昔いえにあった「まんが世界昔話」で見たことがあるのを思い出しました。子供心に心が変わってしまったカイと彼を連れて行く雪の女王が怖かったことをよく覚えています。思わぬところで再開したものです。

2014年8月3日日曜日

7/26 Fantasia

この日はアニメーションにおける革命とまで呼ばれる映画。

ただ、1940年のこの映画をやはり現代的な視点で見るにはいろいろ注釈が必要だと思った。

映画は音楽祭に来た観客に向かって一つ一つプログラムを消化していくようなスタイルをとっていて、全編を通じてストーリーがあるわけではなく、映画というよりもクラシックを聴きに来たような感じです。

だからたいきくんのような子供とみてもつまらなくなってしまって、だめでした。

全部見れなかったのですが、ストーリー性があるのは魔法使いの弟子の部分ぐらいで、ここはミコラスケイジの映画でも見たので、それなりの楽しめました。

ただ、最後の「はげ山の一夜」から「アヴェマリア」につながるところは神秘的で美しかった。

7/25 Sky high


この日は少し古いスーパーヒーローものの映画。スーパーヒーローの子供たちが主人公で、彼らはスーパーヒーローになるための訓練を受けるために空の中(スカイハイ)にある秘密の訓練施設で高校生活を送るという話。

各新入生はそれぞれに特殊なスーパーパワーを持っているのですが、それを除けば普通の高校生の学園物映画の趣向でした。

最初のクラス分けで主役級のヒーロー組と脇役級のサイドキック組に分かれるですが、ヒーローの助手は「サイドキック」と呼ぶんですね。こういう言葉もあるんだなと思いました。

ヒーローの設定も悪役のも非常に安っぽい感じでしたが、まあまあ楽しめました。

主人公に恋する女の子には植物を自由に操るという能力があるのですが、幽遊白書の蔵馬のようで少し懐かしかった。

2014年7月23日水曜日

7/21 ELYSIUM

海外出張やらなんやらで久しぶりの映画。たまには新しいものをという事で準新作の本作。

まえに見た「第9地区」のニール・ブロムカンプが監督をしたSFもの。地球は荒廃して、金持ちは宇宙のコロニーに住んでいるという話。

まあよくあるSFもので、なんとなく絵の感じが「第9地区」に似ているような気がした。エリジウムにはなんでも治せる医療器具があって、それで不死になるようなのだけれど、みんながみんな不死になったら地球は本当に困るんでしょうね。

「第9地区」で主役を演じたシャールト・コプリーがいかれた悪役で出ています。こっちのほうがはまるでしょうか。ジョディフォスターの最後が案外あっけなかった。マット・デイモンはよかったのだけれど、SFの割にいまいち華の足りない映画でした。

2014年6月30日月曜日

6/29 Bolt

今日は久しぶりにディズニーの王道アニメ。最近、気持ち悪いのが続いてので、ひねりなしの“ハリウッド映画”が見たくなって借りた作品。昔、トゥルーマンショーという映画のセットの中だけで育った人の話がありましたが、今回はそれの犬版という感じの映画でした。

内容は、さすがのディズニー。期待通りに見せてくれます。序盤のアクション部分もいいし、旅の相棒猫ミトンとのかけあいもばっちりです。個人的にはミトンズとレイノとアメリカを横断する部分のシーンがとても印象的でした。アメリカの真ん中の大自然をいつか子供たちと旅してみたいものです。

映画版ではジョン・トラボルタと「ハンナモンタナ」のマイリー・サイラスのコンビなのですが、吹き替えも自然でよかったです。特にミトンズの江角マキコさんが秀逸。

たいきくんも、犬が大好きなひろとくんも大喜びで見てくれました。

2014年6月29日日曜日

6/28 第9地区(原題: District 9)

大分前から気にはなっていた映画。気持ち悪そうだからどうしようかと思ったけど、先週の「Super8」もたいきくんはたのしんでいたからいいかと思った借りた作品。

宇宙からのエイリアンはいつもNYなんかの大都市に現れて人間と戦うのだけど、この映画では南アフリカのヨハネスブルク(監督の生まれ故郷)難民状態で現れて、そのエイリアンを難民キャンプのようなところで人間が保護しているという話。

南アフリカの人権状態をやゆするようなシーンもあるけれど、基本はそのエイリアンとエイリアンを利用しようとする軍事企業との間のSFアクション映画でした。エイリアンしか使えないという武器がなかなかすごい。特に最後に主人公がのるロボット兵器とか。

しかし、この映画はやはり気持ち悪かった。エイリアンもだけど、人間が肉片になって死ぬシーンなんかも非常に多くて嫌な気持ちになりました。話はまあまあ面白いのだけれど、やはりグロイのはだめでした。

主人公を演じるシャールト・コプリーはどこかで見たことがあると思っていたら、「特攻野郎Aチーム」いかれたパイロットの人でした。Wikiによると“たったの3千万ドル”で作った映画だとか。それで200億近く稼いだのですから大したものです。

2014年6月22日日曜日

6/21 Super 8

今日はSFもの。監督のJ.J.エイブラムスはアメリカのTVシリーズのLOSTで有名になった監督。スピルバーグ監督のように子供のころから近所の子供たちと一緒に8mmで映画を作っていたそうで、その頃の自分たちを映画にしようとしたのが本作。「Super 8」は8mmカメラの一種だそうな。

偶然だけど先週の「桐島・・・」と似たような設定の主人公。しかも子供たちがとっているのはゾンビ映画。なんで子供がとるのはいつもゾンビ映画と決まっているのだろうか?たまたまか、オマージュか。こっちのゾンビ映画もたいがいばかばかしくて笑えます。

じつは出てくる子供たちはこの映画が初出演の子供たちばかりで、ぎゃくにそのおかげで子供っぽい映画作りの感じがよく出ているように思いました。例外がヒロインを演じるエル・ファニング。あのダコタ・ファニングの妹ですが、彼女の映画の中の普段の様子と演技をするときの変化がすごくてひきこまれます。特に電車の駅でとる最初のカット。たいきくんもおもわず見とれていました。

主人公のお父さん役の人が見おぼえがあるなと思ってみていたのですが、「Friday night light」というアメリカのTVシリーズに出ていた人でした。このテレビシリーズはアメリカ滞在中に結構はまっていたものだったのですが、今回も渋いお父さんを演じてます。

映画はLOSTのJ.J.の脚本だけあって、さすがに息もつかせぬ展開でどんどん見せてくれます。久しぶりに夢中になってみたような気がします。

映画の舞台が70年代という事で、ピッツバーグの近くの街で撮影したということですが、とても綺麗な街です。

途中にびっくりするシーンがなんどかあって、たいきくんが「ぎゃー」とかわいい声を出して逃げ回っていた。

2014年6月14日土曜日

6/14 桐島、部活やめるってよ

たまには日本の映画。近所のTSUTAYAの目立つところにいつもおいてあるので借りてみました。どうももともとは小説で、小説では一つの出来事を様々な登場人物の視点から描いたオムニバス形式だったのが、映画では曜日ごとに視点を何度か切り替えてとっています。

原作を読んでいないので何とも言えませんが、この映画単体としてはあまり面白くなかった。何となく描きたいことは分かるのだけれど、いまいち伝わらない・描き切れていない気がした。

ヒロインの橋本愛さんがきれい。

ゾンビ映画を撮っている映画部のようすにたいきくんは大笑いしていた。

2014年6月8日日曜日

6/8 Inception

 映画のチョイスに困ったら有名俳優のアクションものというつもりで選んだ映画。みてわかったのですが、ディカプリオものというよりも監督・脚本のクリストファー・ノーランの世界の映画でした。バッドマンから彼の作品が最近続いている気がします。

 夢と現実を行き来するという「Matrix」のような複雑な話でした。特に最初がちょっとわかりづらいのですが、たいきくんは無事についてきてくれたみたいでした。

 息をのむのが夢の世界の非現実シーンの数々を実写とCGを交えて撮影しているシーン。特に、前半のパリのカフェで夢が崩壊するシーンが印象的。これを本当のパリで、ディカプリオとエレン・ペイジを本当に座らせて、空気銃を使った爆破装置で撮影していたのにはびっくり。全部CGだと思いました。

 ペンローズの無限階段も実際に作った階段に対して、カメラの配置を絶妙に配置して撮影してます。圧巻は回転する廊下。本当に巨大な回転機構を作って、その中にホテルの廊下や室内のセットを作って回して撮影してます。この監督はすごい。

 バットマンシリーズにも出演するキリアン・マーフィー、マイケル・ケイン、Joseph Gordon-Levittが出演してます。あと渡辺謙も。監督のお気に入りなんでしょうか。

個人的には「JUNO」のエレン・ペイジの頼りないけど不思議な魅力が好きです。彼女の能力が話の後半に生きないのが少し残念。

印象的なのは亡くなった主人公の妻を演じるMarion Cotillard。TAXIではおバカな感じでしたが、本作では危険で退廃的な謎の女性を演じてます。

2014年6月5日木曜日

6/1 Good Will Hunting

今日は言わずと知れたマッド・デーモンの出世作である人生もの。いい映画は何度見てもいいものです。たいきもそれなりの楽しんでいたようでした。

改めてみると主人公が電車に乗って車窓を眺めるシーンが印象的です。「千と千尋の・・」の電車のシーンも好きなのですが、あれに近いような感じがしました。 そもそもハリウッド映画で電車がこういう風に使われるのは珍しいんじゃないでしょうか。アクション映画で暴れまくるのは結構ありますが。

MITにハーバードにとボストンの名所がたくさん出てきますが、撮影はトロントで行われたとか。こんな天才がいたらだれが何を言おうと数学の世界に閉じ込めたくなりますが、そうはいかないでしょうね。

2014年6月2日月曜日

5/31 The Dark Knight Rises

シリーズ3部作の完結編。じつはあまり気が進まなかったのですが、他にめぼしいものが見つからなかったし、後で見ても思い出せないような気がしたので見ました。

まあ、それなりに楽しませてくれるのですが、話がどうもありきたなヒーローものになってしまって面白くない。脚本というか、前作のジョーカーに相当する強力なキャラクターが出てこないのが原因のように思いました。

しかし、アン・ハサウェイのキャットウーマンは素敵です。バットポッドにさっそうとまたがる姿に見とれてしまいます。

キャットウーマンにロビンというバットマンの有名キャラクタをそろえているのはいいのだけれど、どちらかに絞った方が良かったような。個人的にはキャットウーマンをもっと見ていたかったように思いました。

今回の戦闘機はさすがにCGなのでしょう。タンブラーにバットポッドと、実際に作って見せた全2作と比べると物足りません。

2014年5月25日日曜日

5/24 The Darknight

先週のバッドマン・ビギンズの続編。評判の高い作品であることは知っていたけど、前作は今作のための序章にすぎなかったといっていいぐらい、作品の完成度が違う。

誰が勝者なのだろうか?いわゆるアメコミのヒーローものならわかりやすい答えが最後に用意されるものだが、本作は全く違う。

なんといってもジョーカーがいい。バッドマンじゃなくて彼が主役だといっていいだろう。バッドマンがお金持ちで、最新兵器から格闘術まで何から何まですべてを持っているのとは対照的に、ジョーカーには本当に何も無い。使うのは普通の銃、爆弾、ガソリンにライター。そういった安いものをほしがる人に渡しているだけだといっている。実際、直接対決では当然バッドマンが勝っている。しかし、ジョーカーは負けていない。人の思い込みや心の隙を見事につき、そしてほとんどの目的を達している。最強の悪役が、彼のようなある意味普通の人だというのが本当に恐ろしい。

アメコミ版では有名らしい「two face」が後半に登場する。彼の顔のメイクがたいきくんには相当怖かったようだ。

ジョーカーは普通の人だから派手なアクションはない。ただ、何でもかんでもとにかく破壊しまくるのがすごい。特に、病院爆破のシーンでは爆破解体業者と一緒に撮ったショットがすごい。ジョーカーが何事もなかったかのように歩いていくる背後で病院が吹っ飛ぶのだけれど、全く振り向かずにのっとったバスに乗り移る演技がすごい。ジョーカーを演じたヒースレジャーは本作の後に亡くなってしまうのだけれど、本当に惜しい。

前作の豪華キャストが本作でも揃っている。唯一違うのは、前作でレイチェルを演じたケイティ・ホームズに代わって、「ヒステリア」にでていたマギー・ジレンホールがでている。雰囲気が全然違うから、最初誰がレイチェルなのかわからなかった。

前作のバッドモービルに代わって「バッドポッド」というバイクが登場する。ラストでこのバイクに乗るバッドマンがマントをなびかせている姿を背後から撮ったショットがいい。メイキングによるとマントが絡まってしまうと危ないから、最初はマントをつけない予定だったらしい。完全に予定外の絵だったのだろうけど、本作のバッドマンを一番象徴している。

もちろん映画のために本物のバイクを作っているのだけれど、排気管を本体のシャーシと一緒にしてしまう事で、全くほかのバイクと違うデザインになっている。かっこいいです。

2014年5月20日火曜日

5/18 Batman Begins

偶然なのだけれど引き続いてクリスチャンベールが主演の映画。さきの映画では薬中毒で、頭の少し剥げた、中年の落ちぶれボクサーを演じていたいたのに、この映画では筋肉むきむきのアメコミヒーローです。

序盤の、どうしてバットマンが誕生したかというあたりの、チベット(?)のシーンなんかは退屈なのですが、途中からいろんな最新兵器が出てきて面白くなります。

特にすごいのがバットモービル「タンブラー」。CGなんかではなくて、垂直に上がるコクピットの扉も含めてほんとの車を作っています。2.5tもあるのに最高時速100マイルで走ります。ほんとに化け物です。仕事でこんなものを作れるなんて、なんか男の子の夢の実現というきがします。
なんと、カースタントのシーンはほんとに100マイル近く出して走っているとか。カースタントの力量のすごさに脱帽です。

俳優陣も豪華。デンジャラスビューティーのマイケル・ケインにケイティ・ホームズ、モーガンフリーマンに渡辺謙も出ています。ゴッサムシティで唯一の買収されていない警官ゴードン巡査部長を演じていたのはゲイリー・オールドマンなのですが、全然気づきませんでした。レオンでのいかれた刑事の役のイメージが強すぎるのか。悪役の精神医を演じたキリアン・マーフィーが秀逸。

最後にジョーカーが少しだけでてきます。予告編もあったりします。次のダークナイトが楽しみです。

2014年5月19日月曜日

5/17 The Fighter

この日は実話に基づくボクシング映画。監督は前回の「世界に一つのプレイブック」とおなじDavid Russel 。

Micky Ward というスーパーライト級のボクサーを描いた映画。トレイナーのお兄さんはかつて成功したボクサーなんだけれど、いまはコカイン中毒になってしまって、刑務所に入ってしまったりする。マネージャーをやっているお母さんもなんだかめちゃくちゃな生活をしている。こんな家族にいいようにつかわれている主人公が独立して成功を収めるというような話。最後にはなんとか家族とうまく折り合うのだけれど、その辺がうまく描かれているように思います。

ただ、そのあたりはたいきくんには難しかった模様。すぐに影響されるたいきくんだからボクシングの真似事でもやるかと思ったら、やりませんでした。人を殴ったりするのは合わないようです。

2014年5月15日木曜日

5/11 世界に一つのプレイブック (原題: Silver Rinings Playbook)


Bradley Cooperと、この映画で主演女優賞を総なめにしたJennifer Lawrence のラブロマンス。実はこの二人は一回り以上離れているのだけれど、それを感じさせない演技でとても自然です。いろいろ問題のある二人がダンスを通じて理解を深め合っていく姿が素敵です。

特にJennifer Lawrence がいい。ハンガーゲームで弓を射る姿もカッコいいのだけれど、本作のツンデレ(?)ぶりもいい感じです。終盤でビールを瓶から飲みながらスポーツの結果についてタンカを切るシーンとかかっこいいです。

ラッシュアワーのChris Tucker が久しぶりに映画に出ている。大分太った?

原題にある「Silver linings」といのは空が曇っていても雲の半がいた側の面は明るく光っているという事から"Every cloud has a silver lining"-逆境の中の希望の光-という風に使われるそうです。だだから、邦題は少し意味不明です。プレイブックっていう日本語はあまり使いませんしね。

2014年5月12日月曜日

5/10 Matrix

この日は斬新な映像とアクションで世界を驚かせたウォシャウスキー姉弟の名作「マトリックス」。
と、こう書いて気付いたのですが、この監督は姉弟なのですね。メイキングを見る限りは兄弟にしか見えなかったのですが。

 なんどみてもトリニティが空中で止まってするキックや、よける銃弾の軌道が映るシーンの迫力は素晴らしいです。この映画で一躍有名になった「Bullet time」撮影ですが、最初はどんなに高度なCGかと思ったのですが、なんとたくさんカメラを並べただけのもの。
最初に聞いたときはコロンブスの卵だと思いました。

また、この映画の見所はそのカンフーアクション。これは中国のyuen woo ping という振付師をわざわざ見つけてきて武術指導してもらったそうです。Wikiによるとこの人はあのジャッキーチェンの蛇拳や酔拳の監督。なんとまあ。メイキングによるとwoo ping のチームのメンバーはほとんど英語ができないようなのですが、キアヌリーブスをはじめとする主要な登場人物一人一人に担当をつけて3~4か月もトレーニングしたそうです。さすがハリウッド。

あと、主な撮影場所はシドニーだったとか。街の雰囲気も特徴的ですが、セットではないとは知りませんでした。

たいきくんはこの映画の有名なアクションシーンで、「このシーンどっかで見たことある」 といってましたが、実はこの映画の影響を受けた映画を先に見たのでした。