2014年9月29日月曜日

9/21 Untouchables

この日は古典的名作。知らなかったのですが、ケビン・コスナ―の出世作となった映画。ほかにもショーンコネリーにロバートデニーロ、アンディ・ガルシアと大物ぞろいです。

実際のエリオットネスはこんな感じではなかったようですが、まあ映画なので面白く作ってくれればいいでしょう。もともとはTVシリーズがあったという事なので、それを大分気にして製作したようでした。

久しぶりに聞いたのですが、やはりBGMがいい。オープニングのが印象的。


冒頭の、何の罪のない少女が爆弾でふっとばされてしまうシーンが衝撃的。いまだとこういうシーンを作るのはためらってしまうのではないだろうか。

アルカポネの部屋の内装がすごい。これぞマフィアのボスの部屋。

2014年9月28日日曜日

9/20 るろうに剣心

この日は昔よく見た漫画を映画化した本作。

何度も映画化の話が出たけれど主演の剣心を演じる役者がなかなか見つからなかったとか。
戦いが嫌いな仮面ライダーを演じていた佐藤健が剣心を演じていて、まあまあ良かったように思いました。ただ、漫画では剣心が昔の抜刀斎に戻る時の違いが明白に描かれていたのですが、映画だとせいぜい言葉付きが変わるぐらいの変化だったので、そこがわかりづらかった。メイクとかで何とかならなかったんだろうか。

こういう漫画実写ものの映画は元の漫画のストーリーをおうだけになってしまって、映画としては面白くないものが多いのですが、本作は脚本が良くできていたように思いました。

ただ、やはり久しぶりに見ると邦画はなんだか安っぽいように見えてしまう。

2014年9月22日月曜日

9/15 The Help

先々日の「42」につづき黒人への人種差別を取り扱った作品。舞台は黒人への差別が激しかったミシシッピ州ジャクソン。映画に出てくる白人家庭はどれも立派な豪邸に住んでいて、奥様達は家事をすべて黒人のメイドに任せて好き勝手に遊んでいます。その奥様達が伝染病予防のために黒人メイドのトイレは別に作ることを義務化する運動を始めたことによる反発とそれを本にしようとする騒動を描いています。

原作の小説があって、監督も原作者と昔からの知り合いだとのこと。監督も母子家庭であったために、子育ては黒人メイドにしてもらっていたとか。

黒人メイドたちの中でまとめ役を演じるオクタヴィア・スペンサーが秀逸。彼女も原作者と監督と昔からの知り合いだとか。実はいろんな映画に端役で出ているのですが、主要キャストは少ないようです。

なかなか難しいテーマだと思うのですが、暗くもシリアスにもなりすぎずに面白く描かれています。日本人には想像しがたい事ですが、人種隔離が当たり前だったころには当たり前だったのでしょうか。

2014年9月20日土曜日

9/14 Blade runner

この日はSFの名作といわれた1982年公開の映画。今まで見る機会がなかったのですが、確かにこれは名作だ。

ハリウッドではロボットが好意的に描かれることはあまりなくて、本作でも人間の敵なのだけれど、嘘の記憶を植え付けられて人間だと思い込まされ、短い寿命をすごく彼らにはただの悪役とは違う描かれ方をしている。ロボットなのに人間と思い込まされてしまっているなんて、ひどい仕打ちだ。

 少し古い映画特有の緊張感が張りつめた映画で、たいきくんはずっとこわがっていた。確かに怖いというか、恐ろしい映画だった。ずーっと暗くて、雨が降っていて、なぜか日本の演歌歌手のようなひとがでている不気味なバルーンが飛んでいて、いまみても芸術的で吹っ飛んだ映画だった。

たまたまだけど、前日に見た「42」とおなじハリソンフォードが出ている映画だった。あまりに若いので別人にしかみえませんが。

1枚のBDに3バージョンの映画が記録されている非常に変わった構成。もっとも初期のものをみたのだけれど、監督は実は主人公自身がレプリカントだというアイディアを気に入っていたようで、ディレクターズカットではそうなっているのだとか。

2014年9月18日木曜日

9/13 42 〜世界を変えた男〜

 
この日は初の黒人メジャーリーガーといわれるJackie Robinson についての映画。

野球ファンからは非常に尊敬されていて、彼の背番号「42」がメジャーの全球団で永久欠番となっている事なんかも聞いていたので楽しみにしていた映画。たしかタイガーウッズも「すべては彼から始まった」といっていたような。

映画自体は残念ながら、史実ものにありがちな淡々と小説に沿って映画を作っている感じの映画になってしまって、あまり面白くなかった。差別に負けずに頑張った選手というのはよくわかったのだけれど。おそらく、彼にまつわる有名なエピソードをできるだけ入れようとしたのだろうけど、映画としてはあまり楽しめなかった。

ブルックリン・ドジャースのオーナーをハリソン・フォードが演じているのだけれどなんだか違和感があった。しかし、当時のドジャースはブルックリンにあったのですね。ヤンキースにメッツにと球団が多いからロサンゼルスに移ったのはよかったんでしょうね。

ちなみに本当に最初の選手としては1884年に「モーゼス・フリート・ウォーカー」 という選手がいるそうですが、MLBが近代化する前だったためにあまり認識されていないそうです。それから第2次世界大戦がおわった後の1947年までかかったわけですから大変です。

2014年9月14日日曜日

8/31 The Longest Yard

この日はアダムサンドラ―がリメイクしたアメフト映画。オリジナルのが見たかったのですが、古くて吹き替えが無かったのでこちら。

前作で主人公を演じた俳優がコーチ役としてでていたそうです。確かに脇役に使うにしてはいい男だと思いました。死刑囚役で出てくるプロレスラーがすごい。ボブサップもかすみます

看守の長役でウィリアム・フィクナーがでてます。「ダークナイト」以来、脇役だけど気になる俳優です。

泥まみれになって練習するシーンがいい。本当に楽しそうだ。

ただ、悪事を犯した囚人をヒーローにしていいものなんだろうか。なんだか観終わったとは微妙でした。