2014年6月30日月曜日

6/29 Bolt

今日は久しぶりにディズニーの王道アニメ。最近、気持ち悪いのが続いてので、ひねりなしの“ハリウッド映画”が見たくなって借りた作品。昔、トゥルーマンショーという映画のセットの中だけで育った人の話がありましたが、今回はそれの犬版という感じの映画でした。

内容は、さすがのディズニー。期待通りに見せてくれます。序盤のアクション部分もいいし、旅の相棒猫ミトンとのかけあいもばっちりです。個人的にはミトンズとレイノとアメリカを横断する部分のシーンがとても印象的でした。アメリカの真ん中の大自然をいつか子供たちと旅してみたいものです。

映画版ではジョン・トラボルタと「ハンナモンタナ」のマイリー・サイラスのコンビなのですが、吹き替えも自然でよかったです。特にミトンズの江角マキコさんが秀逸。

たいきくんも、犬が大好きなひろとくんも大喜びで見てくれました。

2014年6月29日日曜日

6/28 第9地区(原題: District 9)

大分前から気にはなっていた映画。気持ち悪そうだからどうしようかと思ったけど、先週の「Super8」もたいきくんはたのしんでいたからいいかと思った借りた作品。

宇宙からのエイリアンはいつもNYなんかの大都市に現れて人間と戦うのだけど、この映画では南アフリカのヨハネスブルク(監督の生まれ故郷)難民状態で現れて、そのエイリアンを難民キャンプのようなところで人間が保護しているという話。

南アフリカの人権状態をやゆするようなシーンもあるけれど、基本はそのエイリアンとエイリアンを利用しようとする軍事企業との間のSFアクション映画でした。エイリアンしか使えないという武器がなかなかすごい。特に最後に主人公がのるロボット兵器とか。

しかし、この映画はやはり気持ち悪かった。エイリアンもだけど、人間が肉片になって死ぬシーンなんかも非常に多くて嫌な気持ちになりました。話はまあまあ面白いのだけれど、やはりグロイのはだめでした。

主人公を演じるシャールト・コプリーはどこかで見たことがあると思っていたら、「特攻野郎Aチーム」いかれたパイロットの人でした。Wikiによると“たったの3千万ドル”で作った映画だとか。それで200億近く稼いだのですから大したものです。

2014年6月22日日曜日

6/21 Super 8

今日はSFもの。監督のJ.J.エイブラムスはアメリカのTVシリーズのLOSTで有名になった監督。スピルバーグ監督のように子供のころから近所の子供たちと一緒に8mmで映画を作っていたそうで、その頃の自分たちを映画にしようとしたのが本作。「Super 8」は8mmカメラの一種だそうな。

偶然だけど先週の「桐島・・・」と似たような設定の主人公。しかも子供たちがとっているのはゾンビ映画。なんで子供がとるのはいつもゾンビ映画と決まっているのだろうか?たまたまか、オマージュか。こっちのゾンビ映画もたいがいばかばかしくて笑えます。

じつは出てくる子供たちはこの映画が初出演の子供たちばかりで、ぎゃくにそのおかげで子供っぽい映画作りの感じがよく出ているように思いました。例外がヒロインを演じるエル・ファニング。あのダコタ・ファニングの妹ですが、彼女の映画の中の普段の様子と演技をするときの変化がすごくてひきこまれます。特に電車の駅でとる最初のカット。たいきくんもおもわず見とれていました。

主人公のお父さん役の人が見おぼえがあるなと思ってみていたのですが、「Friday night light」というアメリカのTVシリーズに出ていた人でした。このテレビシリーズはアメリカ滞在中に結構はまっていたものだったのですが、今回も渋いお父さんを演じてます。

映画はLOSTのJ.J.の脚本だけあって、さすがに息もつかせぬ展開でどんどん見せてくれます。久しぶりに夢中になってみたような気がします。

映画の舞台が70年代という事で、ピッツバーグの近くの街で撮影したということですが、とても綺麗な街です。

途中にびっくりするシーンがなんどかあって、たいきくんが「ぎゃー」とかわいい声を出して逃げ回っていた。

2014年6月14日土曜日

6/14 桐島、部活やめるってよ

たまには日本の映画。近所のTSUTAYAの目立つところにいつもおいてあるので借りてみました。どうももともとは小説で、小説では一つの出来事を様々な登場人物の視点から描いたオムニバス形式だったのが、映画では曜日ごとに視点を何度か切り替えてとっています。

原作を読んでいないので何とも言えませんが、この映画単体としてはあまり面白くなかった。何となく描きたいことは分かるのだけれど、いまいち伝わらない・描き切れていない気がした。

ヒロインの橋本愛さんがきれい。

ゾンビ映画を撮っている映画部のようすにたいきくんは大笑いしていた。

2014年6月8日日曜日

6/8 Inception

 映画のチョイスに困ったら有名俳優のアクションものというつもりで選んだ映画。みてわかったのですが、ディカプリオものというよりも監督・脚本のクリストファー・ノーランの世界の映画でした。バッドマンから彼の作品が最近続いている気がします。

 夢と現実を行き来するという「Matrix」のような複雑な話でした。特に最初がちょっとわかりづらいのですが、たいきくんは無事についてきてくれたみたいでした。

 息をのむのが夢の世界の非現実シーンの数々を実写とCGを交えて撮影しているシーン。特に、前半のパリのカフェで夢が崩壊するシーンが印象的。これを本当のパリで、ディカプリオとエレン・ペイジを本当に座らせて、空気銃を使った爆破装置で撮影していたのにはびっくり。全部CGだと思いました。

 ペンローズの無限階段も実際に作った階段に対して、カメラの配置を絶妙に配置して撮影してます。圧巻は回転する廊下。本当に巨大な回転機構を作って、その中にホテルの廊下や室内のセットを作って回して撮影してます。この監督はすごい。

 バットマンシリーズにも出演するキリアン・マーフィー、マイケル・ケイン、Joseph Gordon-Levittが出演してます。あと渡辺謙も。監督のお気に入りなんでしょうか。

個人的には「JUNO」のエレン・ペイジの頼りないけど不思議な魅力が好きです。彼女の能力が話の後半に生きないのが少し残念。

印象的なのは亡くなった主人公の妻を演じるMarion Cotillard。TAXIではおバカな感じでしたが、本作では危険で退廃的な謎の女性を演じてます。

2014年6月5日木曜日

6/1 Good Will Hunting

今日は言わずと知れたマッド・デーモンの出世作である人生もの。いい映画は何度見てもいいものです。たいきもそれなりの楽しんでいたようでした。

改めてみると主人公が電車に乗って車窓を眺めるシーンが印象的です。「千と千尋の・・」の電車のシーンも好きなのですが、あれに近いような感じがしました。 そもそもハリウッド映画で電車がこういう風に使われるのは珍しいんじゃないでしょうか。アクション映画で暴れまくるのは結構ありますが。

MITにハーバードにとボストンの名所がたくさん出てきますが、撮影はトロントで行われたとか。こんな天才がいたらだれが何を言おうと数学の世界に閉じ込めたくなりますが、そうはいかないでしょうね。

2014年6月2日月曜日

5/31 The Dark Knight Rises

シリーズ3部作の完結編。じつはあまり気が進まなかったのですが、他にめぼしいものが見つからなかったし、後で見ても思い出せないような気がしたので見ました。

まあ、それなりに楽しませてくれるのですが、話がどうもありきたなヒーローものになってしまって面白くない。脚本というか、前作のジョーカーに相当する強力なキャラクターが出てこないのが原因のように思いました。

しかし、アン・ハサウェイのキャットウーマンは素敵です。バットポッドにさっそうとまたがる姿に見とれてしまいます。

キャットウーマンにロビンというバットマンの有名キャラクタをそろえているのはいいのだけれど、どちらかに絞った方が良かったような。個人的にはキャットウーマンをもっと見ていたかったように思いました。

今回の戦闘機はさすがにCGなのでしょう。タンブラーにバットポッドと、実際に作って見せた全2作と比べると物足りません。