2014年5月8日木曜日

5/4 英国王のスピーチ (原題: The King's Speech )

一転してこの日は歴史映画。マンマミーアで父親候補の一人を演じたコリン・ファースが吃音症に悩むイギリス王ジョージ6世を演じてアカデミー賞を獲得した映画です。監督はあのレミゼラブルのトムフーバー。

この映画を見るまで知らなかったのですが、吃音症というのはいまだに原因も治療法もわからない症状で根拠の明らかでない民間療法のような対策しかとられていないようです。

たいきくんのために吹き替えだったので元の英語の詰まり具合がちょっとわからなかったのですが、なかなか面白い映画でした。ローグ博士を演じたジェフリーラッシュの演技も見事でした。ちょうど第2次世界大戦に向かう時代の話で、歴史の復習にも面白かったです。

途中、吃音症の国王が自分の声を聞こえないようにしたり、怒ったりすると流暢にしゃべれるようになるのが不思議でした。このあたりに吃音症の解明のカギがあるのでしょうが、この時代から進んでいないことを見ると、その解明は非常に大変なようですね。

このジョージ6世の兄、エドワード8世は離婚歴のある女性との結婚のために王位を捨てるのですが、彼の物語も気になります。この映画ではあまりよく描かれてはいませんが。

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