我が家ではテレビがない代わりに週末の土日に一本ずつDVDを借りて映画を見ることにしている。この習慣を数年にわたって続けてきたので、いままでにものすごい数の映画をみたことになるのだろう。せっかくだから記録を取ろうと思って始めたブログ。
2013年4月5日金曜日
3/26 おおかみこどもの雨と雪
APS、物理学会と出張がつづいたので間隔が空きました。これは連続した学会の合間に見たのですけれど、これはとてもいい映画でした。私は細田監督の前2作(時をかける少女とサマーウォーズ)も好きなのですが、今作が一番の出来かなー。
そう思うのは、やはり自分が子供を持つ身で、もう10年もしたら長男が巣立ってしまうのだと思うせいなのかもしれません。この作品もおおかみこどもの母となった主人公が子供たちが巣立っていくまでを見守るというのが話の主題なので妻ともども共感しながら見ていました。
こう書くと前回のトイストーリー3に共感したのと同じような理由ですが、こちらのほうがより身近にしんみりと描いているように感じました。話にアップダウンがない分、より身近な話―おおかみおとこが登場するにもかかわらず―として感じられます。
おおかみ子供である主人公の子供たちはおおかみとして生きるのか、人間として生きるのかの選択を迫られるわけですが、別におおかみこどもでなくても子供はいつかはどのように生きたいのかを選ばないといけないわけで、親はそれを見守ることしかできないからきっと同じなのだろうなと思いました。
細田監督作品の、どこかのっぺりとしていて愛嬌のある絵のタッチが大好きです。ここにのせたパンフの絵は作中のに比べるとシャープな印象があるような気がします。
ところで、こうやって書いてみて気づいたのですがタイトルは「、、、の雨と雪」なのですね。雪のほうがお姉さんなのに。「、、、の雪と雨」だと語呂が悪いからでしょうか。
転校生の草平くんがかっこよすぎです。あんな大人な小学生いるんでしょうか?ラストは高校生みたい。
声優は有名俳優ではなくてプロのほうがよかったのではないかとおもいました。ただ、近所のおじいちゃん役の菅原文太だけは別格でした。声だけで本人が出ているような迫力でした。
ハリウッドのアニメと比べると話が淡々としている分、たいきくんには受けがよろしくなかった。
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