この日は音楽物の映画。しかし、よくある音楽物のパターンを期待してみると、見事に裏切られる映画だった。
この映画のテレンス・フレッチャーとは何者何か?善人か悪人かもわからない。ジャズの狂気に取りつかれているという事しか言えない。すごい人物を生み出した脚本だと思う。ラストはすごかったけど、いろんなとり方が可能になっていて、印象深いラストだった。
フレッチャーを演じたJKシモンズのはまり役にはなりそうな予感。
主演のマイルズテイラーはこの映画のために本当に血のにじむようなトレーニングをしていて、映画の中の血は本当の血らしい。ただ、誰が演じてもフレッチャーという人物の前にはすべてかすむだろうという映画だった。フレッチャー以外だれも印象に残らない。
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