2014年10月7日火曜日

10/4 Oblivion

この日はトム・クルーズのSF物映画。人類と宇宙から来たエイリアンが戦争をした結果、人類は土星のタイタンに移住せざるを得なくなって、その為の地球からの資源輸送を警備している男の話。

話が進むとともに、いろいろややこしくなってくるところがこの映画のみそなのだが、残念ながらたいきくんは全然ついてこれなかったようだ。

あの「トロン・レガシー」の監督らしく、どこまでも幻想的で美しいセットが印象的。特に、冒頭に現れる主人公たちが住むスカイタワーがすごい。上空3000mの高さにあるガラスとコンクリートの人工的建造物に住んでいるのだけれど、極めて機能的にできていて本当に住めるようになっているとか。すてきなプールまであります。圧巻は空の景色との合成で、実際に3000mの高さで撮った映像をセットの周りを囲ったスクリーンに映して撮ったそうです。
グリーンスクリーンで合成するとガラスや金属、水面での反射がうまくいかないのだけれど、周りのスクリーンで描写しているからそんな心配無用という事。セットの中から撮っているカットが本当に素敵です。

そしてアイスランドで撮影したという幻想的な風景も素晴らしいです。まったく地球とは別の世界の景色のようだ。

「007 慰めの報酬」でボンドガールを演じたオルガ・キュレンコがヒロインですが、主人公にかなわぬ思いを寄せていたヴィクトリアを演じるアンドレア・ライズボローがどこかはかない感じがしてよかったです。実際、彼女の思いはこういう形で果たされているわけで、そう考えるととても複雑な気がします。

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