2014年10月29日水曜日

10/19 幸せの教室(原題: Larry Crowne)

この日は珍しくラブ・コメディ。トム・ハンクスが大学を出ていないことで職を失った中年男でとジュリア・ロバーツが先生をやっている講座の生徒になるという話。

なんだかこの二人を出せばそれなりに客は来るだろうというようなキャスティングで、確かにそれ以上のものはなかった。トム・ハンクスが監督をやっていて脚本と製作も一部やっているそうだ。

細かい小ネタはそれなりに面白い。経済学を教えているジョージ・タケイの演技が面白かった。

2014年10月19日日曜日

10/18 LORD OF WAR

この日はたいきくんのセレクションでニコラスケイジの戦争物映画。

たぶん、たいきくんはわかりやすいアクション映画だと思ったのだろうけど、じつはかなり政治的なノンフィクションに近い映画だった。

どうも実在の武器商人Viktor Boutを参考にしているらしい。ソ連の崩壊にアフリカでの民族紛争、虐殺、アメリカなどの常任理事国による武器輸出などがでてきてためになる映画だった。

ラストがまた憎い。武器商人をいくら捕まえたところで背後にある国家をなんともしないとどうしようもないというのはやはり理屈だけど、目の前で人が殺されるのを知っていて武器が売れるだろうか。 

2014年10月16日木曜日

10/12 RED2

この日はブルースウィリスのアクションシリーズの第2作。前回のメンバーに加えて、イ・ビョンホンとキャサリン・セタ・ジョーンズにくわえてアンソニー・ホプキンスがマッドサイエンティスト役で出ています。

なんといってもアンソニー・ホプキンスが秀逸です。ハンニバルのレスター博士を彷彿とさせます。

ただ、まあ、全体的には前回の方がいろいろ真新しくて面白かった気がしました。3は無いんじゃないかという気がします。

2014年10月7日火曜日

10/4 Oblivion

この日はトム・クルーズのSF物映画。人類と宇宙から来たエイリアンが戦争をした結果、人類は土星のタイタンに移住せざるを得なくなって、その為の地球からの資源輸送を警備している男の話。

話が進むとともに、いろいろややこしくなってくるところがこの映画のみそなのだが、残念ながらたいきくんは全然ついてこれなかったようだ。

あの「トロン・レガシー」の監督らしく、どこまでも幻想的で美しいセットが印象的。特に、冒頭に現れる主人公たちが住むスカイタワーがすごい。上空3000mの高さにあるガラスとコンクリートの人工的建造物に住んでいるのだけれど、極めて機能的にできていて本当に住めるようになっているとか。すてきなプールまであります。圧巻は空の景色との合成で、実際に3000mの高さで撮った映像をセットの周りを囲ったスクリーンに映して撮ったそうです。
グリーンスクリーンで合成するとガラスや金属、水面での反射がうまくいかないのだけれど、周りのスクリーンで描写しているからそんな心配無用という事。セットの中から撮っているカットが本当に素敵です。

そしてアイスランドで撮影したという幻想的な風景も素晴らしいです。まったく地球とは別の世界の景色のようだ。

「007 慰めの報酬」でボンドガールを演じたオルガ・キュレンコがヒロインですが、主人公にかなわぬ思いを寄せていたヴィクトリアを演じるアンドレア・ライズボローがどこかはかない感じがしてよかったです。実際、彼女の思いはこういう形で果たされているわけで、そう考えるととても複雑な気がします。

2014年10月6日月曜日

9/28 Extremely Loud and Incredibly Close

この日は911で父親を亡くした家族を描いた映画。父親の遺品の中からでてきた鍵にあう鍵穴を探すためにいろんな人を訪れる少年を描いている。

話が進むとともに、あの瞬間から主人公である子供が抱えていた大きな心の苦しみが徐々に明かされていく様が描かれていくのだけど、それが本当につらい。最終的には鍵の秘密はとかれるのだけれど、それは実は話の傍線で、この少年の心に秘められたつらい思い出の方がこの物語の鍵になっている。

脚本が非常によくできた映画だった。しかし、なにより、こういうシリアスな映画にちゃんとむきあえるようになったたいきくんの成長がうれしい。

主人公を演じた子供は演技の経験もなくて、これが初映画だとか。クイズ番組に素人回答者として出ていたところをスカウトされたとか。トム・ハンクスとサンドラ・ブロックという大物を脇役に追いやって立派に主演しているさまが見事。子役の演技指導に詳しい人がつきっきりだったようだがこういうサポート体制がしっかりしているのもハリウッドならではか。

2014年10月5日日曜日

9/27 X-MEN ZERO WOLVERIN

この日は久しぶりにアメコミもの。X-MENシリーズの主人公的役割を果たしたウルヴァリンの誕生秘話。

 まあまあ楽しめたのだけど、彼の誕生秘話にしてはなんともひねりのない話だなーと思いました。この話によるとウルヴァリンは大人になってから全然年を取らないようです。うらやましい。

 本作もいろんな能力を持つミュータントがでるのですが、LOSTのドミニク・モナハンの電気を扱う能力が日本のライトノベルのようでした。

お兄さんのビクターはX-MENの三部作では全く現れませんでしたが、どうしてるのでしょうか。

2014年10月3日金曜日

9/23 となりのトトロ


祝日のこの日は特に何も借りてなかったので、家にあった隣のトトロを見た。なんどみても不思議に引き込まれる映画。やはり絵がいいのかなー。

しかし、実はこの映画のおとうさんの声が気になっていました。どこか浮いているような気がして。調べてみるとこの映画のキャッチコピーを作って糸井重里氏が声優でした。最初はイッセー尾形氏が担当する予定だったとか。やはりプロの声優の方が良かったように思いました。