2014年9月22日月曜日

9/15 The Help

先々日の「42」につづき黒人への人種差別を取り扱った作品。舞台は黒人への差別が激しかったミシシッピ州ジャクソン。映画に出てくる白人家庭はどれも立派な豪邸に住んでいて、奥様達は家事をすべて黒人のメイドに任せて好き勝手に遊んでいます。その奥様達が伝染病予防のために黒人メイドのトイレは別に作ることを義務化する運動を始めたことによる反発とそれを本にしようとする騒動を描いています。

原作の小説があって、監督も原作者と昔からの知り合いだとのこと。監督も母子家庭であったために、子育ては黒人メイドにしてもらっていたとか。

黒人メイドたちの中でまとめ役を演じるオクタヴィア・スペンサーが秀逸。彼女も原作者と監督と昔からの知り合いだとか。実はいろんな映画に端役で出ているのですが、主要キャストは少ないようです。

なかなか難しいテーマだと思うのですが、暗くもシリアスにもなりすぎずに面白く描かれています。日本人には想像しがたい事ですが、人種隔離が当たり前だったころには当たり前だったのでしょうか。

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