この日はSFの名作といわれた1982年公開の映画。今まで見る機会がなかったのですが、確かにこれは名作だ。
ハリウッドではロボットが好意的に描かれることはあまりなくて、本作でも人間の敵なのだけれど、嘘の記憶を植え付けられて人間だと思い込まされ、短い寿命をすごく彼らにはただの悪役とは違う描かれ方をしている。ロボットなのに人間と思い込まされてしまっているなんて、ひどい仕打ちだ。
少し古い映画特有の緊張感が張りつめた映画で、たいきくんはずっとこわがっていた。確かに怖いというか、恐ろしい映画だった。ずーっと暗くて、雨が降っていて、なぜか日本の演歌歌手のようなひとがでている不気味なバルーンが飛んでいて、いまみても芸術的で吹っ飛んだ映画だった。
たまたまだけど、前日に見た「42」とおなじハリソンフォードが出ている映画だった。あまりに若いので別人にしかみえませんが。
1枚のBDに3バージョンの映画が記録されている非常に変わった構成。もっとも初期のものをみたのだけれど、監督は実は主人公自身がレプリカントだというアイディアを気に入っていたようで、ディレクターズカットではそうなっているのだとか。
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