2014年4月14日月曜日

4/12 ちょんまげぷりん


久しぶりの邦画。そして、我が家での邦画の初ヒットではなかろうか。映画は脚本だというけれど、この映画を見て改めて思った。元の小説がいいのだと思うのだけれど、この映画は脚本が良くできている。

いわゆるタイムスリップもので、ハリウッドに慣れてしまった我が家には邦画特有の淡々とした映画の出だしが物足りなくて不安になったのだけれど、プリンが出てきたあたりから急に話が面白く急展開していく映画でした。シングルマザーがヒロインという事で、仕事と家庭、家族と自分の生きがいを両立させていくことの難しさなんかが丁寧に描かれているように思いました。最後はちょっとほろ苦いですが、素敵な終わり方ですね。

「小普請組」という聞きなれない役職の侍で地蔵に何を願っていたのかごもっていた伏線がちゃんと最後につながるところがうまいと思った。

ともさかりえさんの存在感が抜群です。仕事と家庭に追われるシングルマザーを好演してます。それに比べると、なんだか主演の侍の演技はさえないような気がします。初主演という事のようなので初々しいからいいのか。ともさかりえの部下の男も演技派だったらよかったのにと思いました。

一人息子の友也君を演じた男の子はなく場面が非常に多くて大変な役だったと思うのですが、よくやっていたように思いました。

ホワイトチョコの仕掛けはとてもうまいのだけれど、妻はシザーハンズのようだと笑っていました。

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