2014年3月27日木曜日

3/23 LITTLE MISS SUNSHINE


昨日に引き続いて家族ものコメディー。今日はアカデミー脚本賞などの様々な受賞でも有名なこの映画。

確かに脚本が素晴らしい。問題だらけのめちゃくちゃ家族が可愛いオリーブを中心にまとまっていく様子がとても面白く描かれている。正直、なんか淡々とした映画なのかと心配しましたが、完全に裏切られました。

特典メニューには2転、3転したラストシーンについての監督の二人の推敲が紹介されています。どれも案外いいような気がしますが、やはりこの愛らしいトラックをみんなで押していくラストが素敵です。

実はずっと見たかった映画だったのですがたいきくんの反応がわからないので躊躇してました。ただ、見せてみたら、この家族のドタバタぶりが本当に面白くて、大爆笑。最後のオリーブの演技が恥ずかしかったようで、つまらんと言ってましたが、まあ面白かったのでしょう。

ぽっちゃり気味の妹を演じたAbigail Breslin もいまではすっかり大人びて立派な女優さんになっているようです。

3/22 Mrs. Doubtfire (ミセス・ダウト)


この日は言わずと知れたコメディーの名作。

この映画はなんせRobin Williams の変身が見事。BDについてくる特典メニューにはそのメイクの一部が紹介されていますが、片道4時間の難工事だそうです。これを撮影のたびにやっていたのですから大したものです。

Mrs. Doubtfire の時にでるイギリス英語だけでなく、様々な声色をRobin Williams が使い分けて演じています。これに負けじと日本語吹き替えをやっているのが山寺宏一氏。冒頭の鳥の歌も負けていません。さすがです。字幕が素早く読めない子供たちにとって、吹き替えの人の力量は映画を楽しむのにもっとも大事なことなので、もっと評価されていってほしいものです。

ところで、今まで気づきませんでしたが監督はあのChris Columbus 。だから子供たちが生き生きと撮られているのでしょうか。San Fransisco をもっとも素敵にとっている映画だと思いました。

たいきくんは彼がおかまのお兄さんとその恋人(?)に手伝ってもらって変身するシーンに大うけしてました。改めてみるとラストはなかなか微妙な終わり方をしているのですが、素敵です。

2014年3月19日水曜日

3/16 KICK ASS



最近続編も出て、いろいろ話題の本作。レンタルにしては珍しく「R-15」がカバーに明記してあります。こういうのも珍しいので、心配だったのですが、子供が主人公だし、ニコラス・ケイジもでてるし大丈夫だろうと思ったら、、、

かなりまずかった。性的な描写は最初のちょっとだけで大丈夫なんですが、バイオレンスがきつい。殺されるのは悪者という事なんですが、足を切られたり、ぺしゃんこにされて肉片が飛び散るようなシーンがあるのがきついです。父親が特訓だといって防弾チョッキを着させた自分の娘を銃で撃つシーンもあります。あと、英語版だと言葉がきつい。アメリカではR指定になっているのもわかります。

しかし、この映画は面白い。主人公のkick ass もいいですが、なんせHit Girl の女の子がかわいくて強い。ほんとのスーパーヒーローです。そして、この女の子が悪者を殺しくまくっていくのが、ある意味壮観です。ラストの秘密兵器も笑えます。 途中でてくるコミック描写的な過去の回想シーンも素敵です。

バイオレンスの描写はラストのクライマックス程度に抑えて、前半のグロいシーンなんかの描写をおさえればPG-13ぐらいにならなかったんだろうか。そうすればもっとヒットしただろうに。

ヒットガールが登場するところでまずいとおもっていったん中断したのですが、その後のバイオレンスはそうでもないので、数日あけてたいきくんと後半を見ることに。

バイオレンスが目立つ映画ですが悪者のボスのビルにあるモダンアートが素敵です。特に、Andy Warholの「Gun」が気になります。

3/15 X-men: The Last Stand


先週に引き続いてX-Menの第3作。

一応、この作品が最終回。スコットに、チャールズに、ジーンにと主な登場人物がどんどん死んでしまうのは残念ですが、まあまあ面白くできてます。

今回の騒動の中心となるキュアの能力が結構好きです。ある意味無敵の能力ですね。

たいきくんは第二作が一番面白かったと言ってましたが、確かにそうかもしれません。

2014年3月11日火曜日

3/9 X-MEN 2

 
今夜は先々週にみたX-MENの続編。昨日といい、SFものが続いてます。


前作はミュータント同士の戦いでしたが、今回は人間 vs. ミュータントです。

しかし、マグニートの能力は本当にすごいなと思います。あのプラスチックの牢からの脱出のトリックがなかなか気に入ってます。ミスティークは天才ですね。

序盤のナイトクローラーが大統領を襲うシーンも秀逸。なんだかマトリックスのよう。

ジーンの能力がどんどんやばくなっていきます。最後はああですが、3作目への布石になってるんですね。

3/8 I AM NUMBER FOUR


先週、たいきくんのバスケの試合が続いて借りたのに見れなず、二週連続で借りることになった本作。なんとなくX-MENにも似ている設定の映画です。

詳細はよくわからんかったんですが、他の惑星から逃げてきた超能力を持った宇宙人同士が戦う話です。巻き込まれれている人類はたまったもんじゃありませんな。随所にスマホの便利機能がでてくるところがちょっと特徴でしょうか。宇宙から逃げてきたわりには新しいテクノロジーは出てきません。

なんといっても格好いいのは終盤にでてくる「ナンバー6」。ある意味主役を食ってしまってます。彼女の能力といい、戦い方といい、しびれます。「魔法使いの弟子」にもでていたテリーサ・パーマーが演じているのですが、メイキングには彼女がこの役を演じるために数か月もトレーニングを積んだことが紹介されています。CGでつくる怪物に空中に運ばれてしまうシーンでは、本人をワイヤーを使った10m以上まで吊り上げて撮影したそうです。さすが、ハリウッドです。

ヒロインをグリーのクインを演じているDianna Agron が演じています。役柄の設定もどことなく似ています。彼女の美貌は結構好きなのですが、本作のような正当ヒロインよりかは、「The Family」で演じたような妖しくも暴力的な役の方があっているように思いました。

 続編がありそうな終わり方ですが、まだ製作されていないところを見ると無いのかな。