2013年2月11日月曜日

2/11 コクリコ坂から


今日は久しぶりにジブリ。妻のチョイスで我が家には珍しい恋愛もの。

ジブリはジブリ。年末の赤穂浪士の討ち入りは筋がわかっていてもおもしろい。いきつけのレストランの味は新鮮味はなくとも安心して大事なお客を連れていけられる。何だかそんな感想です。ジブリのお約束ともいえる要素が、青年との恋の話とともに展開されるのだけれど、今一切れがない。これをディズニー映画を見るような安心感ととるか、ジブリのいつものワンパターンととるか。

しかし、やはりジブリの絵はきれい。よく見る上のタイトルの絵は、ジブリタッチの映画の図柄とあまり会わないような気はするものの、映画への愛を感じます。

爽やかな恋の話だけれど、うちのたいきくんには少しまだ早かったようです。よくわからない反応をしてました。分らないなりに何か残ってくれればいいけど。

しかし、さわやかすぎる。ジブリの映画の男の主人公はいつも。主人公もなんだか途中から「千と千尋の、、」にでてくるハクのようだ。おまえは仙人か。人間味を出すのは最初ぐらい。味わいを広げる脇役の話もたくさん拾えそうな感じなんだけれど、どこまでも爽やかだ。

「猿の惑星」のような意味不明のアクを出してもいいんじゃないだろうか。監督はあの宮崎駿のお子さんらしい。

主人公のあげる旗には「U」と「W」の意味があって、それを二つあげると「航海の無事を祈る」という意味になるらしい。そもそも信号旗なるものがあるなんて初めて知りました。どの旗もとてもきれい。

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