この日はなんと12年もかけてとったという記録的映画。撮影当初6歳の主人公が18歳になって家を出ていくまでを描いた映画。
なんといっても、主人公と主人公の姉、母、父の4人の俳優が12年の間にどんどん年を取って変化していく様を一度に映画に見るというとんでもない体験をさせてもらえる。観終わった後に、最初の小さかった男の子を見ると親になったような気分になる。
父と母は離婚しているので、基本的には母と姉との3人暮らしなのだけど、お母さんが結婚と離婚を繰り返すので、かなり波乱万丈の人生を送る。ただ、映画自体は淡々とした感じなのでたいきくんにはつまらなかったようだ。映画が3時間もある事もあって、半分で終了。のこりは一人で見た。
面白い映画ではないけれど、最後まで見ると本当に不思議な気持ちになる。大学生になったこともが家を出ていくときに、母親が泣く。アメリカ映画ではお約束のシーンだけど、そこにこもるリアリティーと感慨が俳優も見ている方もぜんぜん違うから印象に残るシーンだった。
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