2013年10月16日水曜日

10/14 Brave (邦題:メリダとおそろしの森)


今日はピクサーのCGアニメ。ピクサーが女性を主人公にするのは初めてだそうです。

スコットランドを舞台とするアニメ映画で、王女である主人公がしきたりや決まり事の多い王女の役割を嫌って自由に生きようとする姿を描いている映画です。

わりとまあ、普通に楽しめる映画でした。キャラ的には王女の弟のちび3人が面白い。たいきくんの一番のお気に入りでした。魔女の留守番電話のアイデアも。大企業のカスタマーサポートへの皮肉も入っているのか。

CGが秀逸。川で母親と遊ぶシーンの水しぶきの自然さなどは技術の進歩が感じられます。クマの動きも、毛並みの感じも自然。Wikipediaによると「To make the most complex visuals possible, Pixar completely rewrote their animation system for the first time in 25 years. 」(出典元はTime誌)とあるので、なるほどという感じです。

ただ、なんでタイトルが「Brave」なんだろう?特に主人公が勇気を振り絞って自分を大きく変えるということもなかったので、違和感が残りました。邦題のほうが自然かも。ストーリーもなんだか見る人に媚びてるような気がしました。結局、母親だけが譲歩していて主人公は何も変わっていない。税を集めて暮らしている王女としての責任があるはずで、それはどうするんだろう?

せっかく弓の名手を主人公にしたのだから、ラストに何かほしかった。

一番残念だったのは主人公の声優か。対立する母親とのやり取りのシーンで、プロの声優さんとの力量の差があからさまに出てしまう。テレビの有名人よりは、やはりプロの声優さんのほうがいいですね。

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