2016年2月8日月曜日

2/7 Birdman or (The Unexpected Virtue of Ignorance)

この日は難しい映画だった。かつてバットマンを演じたマイケルキートンが、「バードマン」を演じた後に活躍の無い俳優を好演している。かつての過去の栄光から聞こえる声に悩まされながら、何かを成し遂げたいともがき苦しむ。

才能ある俳優を演じるエドワートノートンも、薬物依存に苦しむ主人公の娘を演じるエマストーンも素敵だが、主人公の恋人を演じるアンドレアライズボローの妖しい魅力が素敵だった。「Oblivion」の時といい、なにか不思議な魅力がある。

しかし、一番は長回し撮影による気の抜けない映画展開。特殊効果による部分もあるのだけれど、シーンが切れないことで、観ている方がこんなに緊張するのだという事がありありとわかった。派手なアクションも奇抜なCGもないけど、長回しシーンの効果は絶大。

簡単に解釈できる映画ではないからたいきくんには難しくて不評だった。何か残ってくれるといいが。

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