2013年12月3日火曜日

12/1 Wreck-It Ralph (邦題:シュガー・ラッシュ)


ホームシアターを一時的に片づけている間に使っていた家のパソコンが修理に出ていてようやく帰ってきました。そんなわけで、久しぶりの映画です。この映画は長い間見たいと思っていた映画だったのですが、期待通りのいい映画でした。

おもちゃが実は生きているという設定のトイストーリーのテレビゲーム版のような話で、子供たちが帰るとゲームの中のキャラクターたちもオフの自由な時間を過ごすようになるという設定です。主人公はビデオゲームに出てくる悪役の男で、いつも主人公にやられる仕事に嫌気がさして自分の生き方を模索しようとする話です。

ヒロインはお菓子の国のレーシングゲームに出てくるという女の子なのですが、生意気だけどかわいい女の子と、乱暴でガサツな主人公のやり取りがとても素晴らしいです。話もよく練られていると思いました。最初から引いてあった伏線がラストにつながるところはびっくりでした。完全に一本取られた気分でした。

映画に出てくるゲームは架空のものだそうですが、ストリートファイターやマリオブラザーズのおなじみのキャラクターが端役ででてくるのがなんだかうれしいです。

ゲーム間を移動するシステムが面白くて、ニューヨークのグランドセントラル駅にそっくりのターミナルが出てきます。実際、ゲーム間の移動をどうするか悩んでいるときに監督がグランドセントラルでひらめいたとか。

レトロなゲームの登場人物の動きが微妙にカクカクしているのに対して、新しいゲームでは解像度や臨場感が違うというアニメーションの細部にこだわりを感じます。

吹き替えの声優さんもみなプロで素晴らしいです。

どうでもいいですが、特典メニューのメイキングにでてくるデザイナーさんが超美人。お菓子の国のデザインをどうするかスタッフが悩んでいるときに、スペインのガウディをモチーフにすることを決めたのが彼女だとか。女優さんかと思ってしまいました。

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