この日は参勤交代を題材にした時代物。脚本は第37回城戸賞を審査員満点で通った脚本で、審査員の一人が監督になったとか。
人情劇に殺陣にと時代劇らしい映画だったのだけれど、何か物足りない映画だった。面白いところも、なかなかのアクションもあったのだけれど、、、迫力というか見ごたえは無かった。
3代将軍家光の時代から始まった参勤交代は、学校では諸藩の力をそいで内乱を防ぐために設けたと習ったように思うのだけれど、結果としてそうだっただけで、軍事儀礼として行ったということらしい。他の藩の行列と日程や宿が重ならないようにしたり、江戸までの悪路を修復したりとたいへんだったらしく、映画でもそうした様子がうかがえる。