2016年6月29日水曜日

6/26 The Dilemma

この日は珍しく恋愛もののコメディー映画。

結婚を直前に控えた男が、親友の奥さんの浮気を見てしまって、親友の方も風俗に通っていることを知って、真実を告げるかどうか迷うというような話。

コメディータッチでそれなりに面白いのだけれど、なんだかどたばたについていけなくて詰まらなかった。

チャニングテイタムが浮気相手役のイケメンででているのだけれど、彼の立ち位置も不明で、なんだったのか。

妻が図書館から借りてきたのだけれど、図書館に置くのがふさわしいか疑問の作品。

2016年6月25日土曜日

6/19 Predator

この日はシュワルツネッガーのエイリアンアクションの名作。

たいきくんが一番嫌がるタイプの映画だったけれど、ひろとくんは見るまえから「ぼくはこわくない」といいはり確かに最後までちゃんと見た。

ホラー的な要素よりもアクション映画の要素の方が強く、後半の知恵を巡らせたシュワルツネッガーとの一騎打ちは見ごたえがあります。

いちばんよくわからんのが、「おれたちはレスキュー部隊で殺し屋じゃない」といっていたシュワルツネッガーの部隊が、敵陣地を襲撃して敵を惨殺している所。誘拐された政治家の救出に来たはずなのに、とても人質を助けに来た部隊の攻撃とは思えない。

実はプレデターは強い人間との戦いにだけ興味があるという設定が、面白い。これがなかったら続編につながる話の展開もなかったでしょうか。

2016年6月22日水曜日

6/18 The Breakfast Club





この日は80年代の青春映画。土曜日の居残りを命じられた高校生の物語。

高校の典型的な学生、スポーツマン、お嬢様、つっぱり、勉強おたく、不思議ちゃんの5人による物語。普段はまったく接点のない5人が、土曜日の居残りで一緒になったことで、それぞれが抱える問題をぶつけ合う。

後半で、各人がどういう問題を起こして土曜日の補習になったか、どんな問題を抱えているかを告白していくシーンが印象的。

とくに、お互い腹を割って話し合った後に、「月曜日になって、学校で顔を合わせたらどうする?」の問いかけが刺さった。

いまでは学校内のカースト問題はよくあるテーマだけど、当時は斬新だったのでは。いまも鋭い切り口を示す映画。

マリファナでハイになるところが教育的にはまずいけど、まあ80年代はいろいろおおらかだったのでしょうか。

いわゆる当時のトレンディー俳優を集めた映画なのだけれど、その後の活躍は芳しくない。 この映画のせいではないだろうけど、どうも登場した俳優たちはそれぞれの問題を抱えて、薬物などに苦しんだらしい。

2016年6月19日日曜日

6/12 Monsters Inc.

この日はさいきんひろとくんがすきなマイクとサリーのピクサーアニメ。

マイクとサリーの掛け合いもいいし、泣けるラストも素晴らしい、何度見てもいい映画です。

ひろとくんはロズのしゃべり方が気に入ったようで、何度も真似しています。声優は磯辺万沙子という劇団員の方だそうです。とても印象的でいいです。

2016年6月14日火曜日

6/11 The Imitation Game

この日は第2次世界大戦中にドイツ軍の暗号「エニグマ」の解読を行ったアラン・チューリングに関する伝記物映画。イギリスのテレビシリーズでシャーロックホームズを演じたことで有名なベネディクト・カンバーバッチが主演。

タイトルは、チューリングテストとも呼ばれる人工知能と人間の知性を見分けるためのテストの名前で、最近のAIブームや、脳科学ブームで大きな注目を集めるテスト。暗号解読よりも現在のコンピュータの主要アルゴリズムであるチューリング機構やこのチューリングテストなどの貢献が大きな20世紀の天才の一人。

エニグマ解読の詳細は分からないけれど、解読に必要な通信文の重要な部分に気づくところのハイライトはさすが。ただ、これでハッピーエンドにはならず、その後の統計によるあまりに冷酷な作戦は、戦時の悲しい面を明らかにします。

偉人ものとしては秀逸な出来だと思うけれど、子供とみるにはつらかったか。史実に忠実に作ったから仕方なかったのかもしれなかったけど、脚本がやや盛り上がりに欠ける。

同性愛が違法であったイギリスで、主人公がそれによって逮捕されていたとは知りませんでした。